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ハーレーダイナにMSA(マルチスパークアンプ)取り付け

先週の金曜日、午後よりハーレーのMSA取り付け後の

テストをする為に2時間ほど走ってきました。


オシロスコープの説明です。


kkDSCF0401.jpg


オシロに見える5本の縦線の波形が、プラグに火花を5回点火している証拠です。


まずは、ノーマルの1回点火で走ってみます。

V-UP16が既に着いているので出足から力強く

走り出します。ハーレー特有のトルクと振動が心地よく

排気音とのハーモニーでハーレーらしい?


MSAを取り付けいない状態とMSAが付いた状態の比較をします。


1.  60キロまでの加速と60キロでの一定走行

MSA無し 普通にシフトして60キロまで加速するのですが

      何時ものような振動があります。

MSA有り 60キロまでの加速も好くエンジンの振動も少なくなったのが 

      ハッキリと確認できました。アクセルが軽く300キロの

      車体重量とは、思えない加速をします。


2.  5速で60キロからの加速をテストしてみました。

MSA無し 1000回転から1500回転付近で最大の振動があり、2000回転で

      少なくなって行く振動が、更に3000回転から増えて、グリップから手に

      元気良く痺れる位に伝わってきます 

      足にも同じ振動があり、足の裏がむずむずます。

      振動の強さは、バックミラーの視界でも判断できますね

      この状態では、後方の視界は振動で車種などの判断が出来ません。

      (警察が後ろに迫って来ても解りません)

MSA有り 1000回転から2000回転まで振動が減り、手、足に伝わる

      振動は明らかに減り、目安にしていたバックミラーの視界も良く

      後方の車種の確認が出来る位振動が減っています。


3.  アクセルを急激に開けた時のエンジンの吹き上がり

    ハーレーのキャブレターは、HSR42に交換しています。

    ここでのテストは、アクセルを急激に開けた時に働く加速ポンプの

    影響でエンジンの吹き上がりの速さを基準にしてテストしました。

MSA無し  ノーマルキャブの時とは明らかに加速は好くなっていますが

       60キロから一瞬のモタツキの後に78キロまで加速して

       その後加速が増す感じでした。

MSA有り  振動が少なくなった恩恵から、スピード感が薄れています。

       60キロからは、ほんの少し開けた瞬間に遅く感じるのですが

       その後は、リミッターまで気持ちよく吹き上がります。

       エンジンがノーマルでもこの変化は、付けてみないと解りません!

       加速中でも、バックミラーの視認性はかなりのものです。


MSA取り付けで、点火回数を変化させる事で、排気音がかなりハッキリと

大きくなっているのが、確認できました これは混合気が完全に燃焼していると

考えています。当然複数点火で完全に燃焼していることが空燃比計でも

0.5は薄くなっているのが、確認できています 。



kkDSCF0423.jpg


写真のメーター内のチェックエンジンの警告等も消せる当てが出来ました。

次回は、ツーリングでデーターを取ってみます。


ハーレー以外のバイクに取り付けた MSAのブログがありますのでご覧下さい

http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-category-61.html
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Author:原動機好き
勢いで買ってしまった 初めてのハーレーダイナとこれからどう付き合ていくか、ハーレー乗りの常識とは別に、自分なりにテストした、データーを元に検証していきます。自分の好きな乗り方が出来るハーレーダイナを作ってみたいので、結果については、間違いもあると思いますので、参考程度にお考えください

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